知ってほしいこと

<リライト>金融トラブルを防ぐために。

ファイナンシャルサポーター 大場 脩 です!

金融トラブルが後を絶ちません。

最近はかんぽ生命で不適切販売が明らかになりました。過剰なノルマや圧力、ノルマを優先するあまりにコンプライアンス(法令遵守)が希薄化してしまったと言われています。いずれにせよ、不利益を被るのはお客さん側なんですけどね。

また、僕が住んでいる山形県内では、約8700万円を架空請求で騙し取られたという事件が起きました。

このように、金融関係のトラブルや架空請求が後を絶ちません。

こういう話を受けたことがあります^^;

以前こんな話がありました。数年前に、

「月利2%で年率24%の配当がある共済があるよ。共済だからリスクなしで24%だからね。それをお客さまに紹介したら喜ばれるし、大場さんにも手数料入るよ」

そんな勧誘をされたことがあります。

ちなみに、この共済は、ほどなくして、配当が滞り、出資したお金は戻ってこない…。今は裁判で争っているようです…。

僕は明らかにおかしいと思ってそれに関わる人たちから距離を置きましたが、冷静に考えると、このご時世に年率24%(月利2%)で無リスクというのはありえませんよね。今のご時世は無リスク資産と呼ばれる(増えもしない、減りもしない)預貯金の利息は0.001%、そんな水準です。(1年間100万円を預けたら10円の利息がつくというレベル)

僕が勧誘を受けたケースは、「ポンジスキーム詐欺」という詐欺手口の一つです。これまでは滞りなく配当の支払いが行われていましたが、それが滞りました。そこで初めて明るみになり、トラブルが発生しました。

<典型的な「ポンジスキーム詐欺」の手口>

・新たな契約者が出資する。(お金を出す)

・出資したお金が既存の契約者の配当に回る。(普通は運用や事業をするが、この場合は要するにお金の横流し)

・配当を受け取った人が「本当に配当が受け取れる!」と信じ、新たな人を勧誘する。

・新たな契約者が出資する。

(以下無限ループ)

基本的には、配当(また運用収益)を出すためには出資されたお金を運用したり、それをもとに事業をしないといけません。運用や事業を通して得た収益を出資者に還元するわけですが、このご時世、月利2%(年率だと単純に考えて24%?)以上の運用収益を出すためにはかなりリスクの高い取引や運用をして、なおかつそれを成功させないといけません。
しかし、横流しなら何もしないで、配当が出ているように見せかけることができます。この場合は、永続的に新規の契約者が流入してくることが必要なのでそれが途絶えたらこの仕組み自体がストップして、一気に崩壊していきます。

人間と欲望は切り離せない。

人間は皆例外なく欲深いです。欲がないと人間生活は豊かになりません。

欲があるから、どこかに行きたくなるし、何かをほしくなります。ご飯を食べるのも、新しいクルマや家、スマホを買うのもみんな欲があるからです。その欲こそが経済の原動力です。言ってしまえば、性欲がなければ人間は生まれてきませんし、食欲や睡眠欲がなければ人間は生きていけません。

人間の生活に「欲望」は絶対に欠かせません。

お金だってないよりはあった方が良いわけです。今回の例も、利率が1%より2%、2%よりは10%、10%よりは20%の方が良いわけです。
しかし、欲があるのは大切ですが、人間は欲があるからこそ、欲を持った人間が同じ人間につけ込んできます。お金の世界では、欲望だけで突き進むとトラブルに遭ったりといろいろと痛い目に遭います。

だからこそ、欲望のままに突き進まず、一度立ち止まって考えることが大切です。

金融トラブルから自分を守るには?

現在問題になっているかんぽ生命の話や架空請求の話、そして僕が受けたような話から自分自身を守るためにはどうすればいいでしょうか?以下の7つのポイントを押さえておけば、金融トラブルを防ぐことができます。

①任せっきりにしない。
→任せっきりにすると、つけ込まれます。自分のお金です。任せっきりにせずに、自分で決めましょう。

②今の経済情勢の知識や情報を知っておく。
→何も知らないと任せっきりになってしまいます。今の株価、為替、金利などを知っておくことで、不適切な契約から自分自身を守ることに繋がります。
運動でもそうですが、日頃運動をしていない人がいきなり激しい運動をするとケガをします。お金の世界でも、知識や情報がないまま突き進むと大きなケガをします。まずはウォーミングアップから、そして小さな金額から。何も知らないまま大きなお金を投じるのは大ケガに繋がります。

③自分自身の状況を把握する。
→自分自身の状況に照らし合わせて、不必要な商品は契約しない。

例)今まで投資をしたことがない80歳の高齢者が言われるがままリスクの大きい投資信託をほぼ全財産で契約すること。

客観的に考えれば、それって必要?おかしくない?と疑問符がつきます。

④実際にネットで検索して評判や実態の有無を探る。
→結構重要です。第三者的な視点なので役に立つ情報もあります。また、ホームページの有無も重要です。この時代にホームページがないのはちょっと不思議な感じもします。特に法人ならなおさらです。

⑤自分で理解できない商品は契約しない。
→世界一の投資家と言われるウォーレン・バフェット氏はこんな金言を残しています。

「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるもの」

自分がよく理解できない商品を契約することで大きなリスクを抱えることになり、トラブルに繋がります。いくら良い商品でも、納得できるまで聞くか、納得、理解ができない場合は契約しないという選択も当然アリです。

⑥(高齢の方の場合)お金の話をする時は必ず家族同席を。
→一人で決めずに、必ず家族同席で。面倒かもしれませんが、その手間がトラブルを未然に防ぎます。家族が同席しても、商品内容や提案を理解できない場合は契約を見送る勇気も必要です。

⑦最終的には自己責任になる。焦らないこと。
→自分で決めきれない場合は、第三者のアドバイスを求めるのも一つの選択肢です。焦る必要はありません。また、振り込め詐欺も同じです。焦って対応するのではなく、ワンクッション置いて落ち着いて対応すること、警察に自分から問い合わせてみる、詐欺話に親族がでてきた場合はその本人に確認してから対応するなど、難しいですが、「冷静に」対応しましょう。

自分で納得、理解できるまでハンコは押さない、行動しないようにしましょう。

お金の世界、危険も多いけど…。

お金の世界は非常におもしろいですが、このような危険もたくさんあります。僕はファイナンシャルプランナーとして、そんなお金の世界をビクビクするのではなく、楽しく案内できるように山形から発信していきます!

ファイナンシャルサポーター 大場 脩

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オオバシュー(大場 脩)
お金の話をシンプルに。「ゴール」への手段を共に考え、サポートするファイナンシャルプランナー。金融商品(保険、ローン、投資商品など)を販売していない本当の意味で中立的なFPです。 フォロー、お問い合わせはお気軽にどうぞ!
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