知ってほしいこと

<人生会議>のポスターが炎上、僕が考えたこと。

ファイナンシャルサポーター 大場 脩です!

<人生会議>のポスターが炎上。


(厚労省HPより、現在は削除済みです)

先日、厚生労働省が発表した<人生会議>のポスターが炎上しています。

そもそも<人生会議>とはなんなのか?ホームページにはこんなことが書かれていました。

「人生会議」とは、アドバンス・ケア・ プランニング(Advance Care Planning)の愛称です。アドバンス・ケア・プランニングとは、あなたの大切にしていることや望み、どのような医療やケアを望んでいるかについて、自ら考え、また、あなたの信頼する人たちと話し合うことを言います。

人生会議とは。

人生の最期は誰にでも訪れますが、どのような最期を迎えたいかということ、主に医療面やケア面から考えていく、意思表示をしていくことをいいます。

人生会議、しておけばよかった。

最近、僕もこの<人生会議>について考えることがありました。率直に<人生会議>しておけばよかったと感じています。ポスターの内容はともかく、<人生会議>は大切だなと考えています。

先月、母方の祖父が亡くなりました。僕は祖父にとって初孫で特別にかわいがってもらった気がします。今ままで不自由なく色々なことができたのも祖父のサポートのおかげも間違いなくあります。だから、すごく悲しかったです。
また、元気だった時を知っているだけに、晩年の弱った姿を見るのは辛いものがありました。本来はお見舞いにいくべきだったんですが、弱っていた姿を見るのが辛くて足が遠のいていました。元気なうちにもっと話したかったし、僕がお見舞いに行ったのは危ないと言われてからでした。そして、臨終の瞬間には立ち会えませんでした。

もし、臨終の瞬間に立ち会ってほしいとか、最期はこういう治療をしてほしいとか、こういうケアをしてほしいとか少しでも意思表示があれば…。後悔しなかったかもしれません。どういう最期を迎えるか、それがいつ迎えるかはわからないですが、本人しかわからないことがわかる手がかりさえあれば。。。

ここ1年間はまさに今回炎上したポスターと同じで鼻にチューブを挿して、全身に管を通され、自発呼吸ができないため人工呼吸器を装着して生きていました。点滴で栄養と水分をとる、いわゆる延命治療です。言い方が悪いですが、ここ1年間は機械によって生かされているような状態でした。
最期の2週間くらいは血圧が上がらず、血圧を上げる薬を使ってなんとか命を繋いでいた感じでした。最期は薬を使っても血圧が上がらず、投薬治療をやめて、そのまま逝きました。

最期の2週間くらいは毎晩のように病院から呼び出しがかかり、家族が少しずつ消耗していったのも事実です。(仕事を休んだり、深夜早朝にも病院から呼び出しなど)

実は、死の1年前に病状が悪化し、人工呼吸器の装着の決断を迫られました。(装着しないことは延命治療を中止する、すなわち死を意味します)

その時に家族は人工呼吸器を装着し、延命治療を行うことを選択しましたが、この決断に祖父本人の意思は全く考慮されていません。本人は1年前に治療を中止し、辛い闘病をせずに逝きたかったかもしれません。それとも、人工呼吸器を装着して、一日でも長く生きたかったかもしれません。

結果的には1年間長く生きることができたけど、果たして本人がそれを望んでいたかは本人しかわかりません。その本人は意思疎通が取れなくなっていたので、その意思を確認する術はありませんでした。

晩年は幾多の闘病でなかなかコミュニケーションをとるのも難しい状況でした。

延命治療にどちらがいい、悪いというのはありません。死がある以上、どちらの選択も辛いものになります。生前にその意思表示を確認しておくことがあれば、本人が望む形に近づけたのではないかと思います。答えがないからこそ、本人の意思を最大限尊重してあげるべきだと思います。また、家族も消耗せずに穏やかな最期を迎えられたかもしれません。

最期どう在りたいかはどう生きたいかを考えること。

最期どう在りたいかを考えることは、自分がどう生きたいかを考えることと表裏一体だと考えています。

今はエンディングノートというものがあります。エンディングノートは死が迫った時や意思疎通が取れなくなった時に希望する内容を示す一つのツールです。例えば、

・延命治療を望むか望まないか。
・介護が必要な場合の希望。
・財産についての情報。
・葬儀について。
・自身のプロフィール

などを書き留めておきます。エンディングノートは遺言と違って法的な効力はありません。希望が変わったりしたら、何度も書き直しが自由ですし、もちろん書式・形式も自由です。

エンディングノートをいきなり書くというのもなかなか敷居が高いというか、どこから手をつけていったらいいかわからない面もあるので、まずは人生を振り返ってみるとか、もし、身近なところで死を考えた、意識した、経験したことがあれば、自分の死生観を考えてみる、それを契機に自分の在り方、生き方を考えていく、意識をしていくことからはじめていくことが大切だと思います。

エンディングノートを書く、遺言書を書くということをしなくても、まずはこれまでの人生の歩みをノートに書いてみる、ワードで打ち込んでみるなど方法は多種多様です。答えがないからこそ、人それぞれ考え方、やり方があります。

どんな形であれ、意思表示があれば、自分にとっても家族にとっても道標ができることに間違いはありません。

僕が最近経験したこと、少しでも皆さんの役に立てば嬉しいです。

ファイナンシャルサポーター 大場 脩

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オオバシュー(大場 脩)
お金の話をシンプルに。「ゴール」への手段を共に考え、サポートするファイナンシャルプランナー。金融商品(保険、ローン、投資商品など)を販売していないFPです。 フォロー、お問い合わせはお気軽にどうぞ!
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