リターン5%の根拠

リターン5%の根拠




ファイナンシャルサポーター 大場 脩です!

『リターン5%ってどういう根拠で言ってるの?』

こう疑問に思われる方もいらっしゃいます。僕はいつもシミュレーションでは『リターン5%』と設定しています。今回は5%に設定している意味をお伝えします。

根拠はGPIFにあり。

「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)という組織があります。この組織は、日本の国民年金と厚生年金の運用管理を行っている団体です。国民が毎月納めている年金保険料を原資に、GPIFが日本国民の年金原資を増やすために資産運用(投資)を行っています。

個人で投資をする際は、

『どれくらいのリターンが出るかな』

と期待して投資を行います。これを期待リターンと言います。しかし、将来の運用実績は誰にも分かりません。神のみぞ知る領域です。ですので、個人で期待リターンを求めるのは難しいので、日本を代表するGPIFの数値を参考にすることで一つの基準になると考えています。

年金積立金管理運用独立行政法人の中期計画

小難しい資料ですが、GPIFは期待リターンを以下のように発表しています。

国内債券:3.0%

短期資産:1.9%

国内株式:4.8%

外国債券:3.2%

外国株式:5.0%

これらの数値はあくまで現在の状況なので将来は変わる可能性があります。

例えば<国内株式に50%>と<外国株式に50%>の投資をした場合を考えてみます。
そうすると…

<国内株式>50×4.8%=2.4%

<外国株式>50×5.0%=2.5%

合計で4.9%のリターンが見込めます。

4.9%というのはおよそ5%です。

国内株式、外国株式に半分ずつ投資した場合は約5%のリターンを見込める-。

これが5%の根拠です。もちろん、株式だけじゃなく債券も組み込むと5%を下回ります。債券は株式よりも安定的に運用できると言われています。

株式比率を上げれば5%は十分射程に入る。

またGPIFでは直近の資産の振り分け(ポートフォリオ)を公開しています。

最新の運用情報ハイライト 

コレを見てみると‥

国内債券 27.67%
国内株式 26.05%
外国債券 14.13%
外国株式 25.08%
短期資産 7.06%

となっており、国内外債券の割合も40%を超えています。この組み合わせでやった結果、直近では約4%のリターンを得ています。(+3.92%、+6兆549億円)
ということは、個人レベルでは債券比率を下げ、株式の比率を上げれば、5%ほどのリターンが期待できると考えることもできます。

※これはあくまで一つの参考、基準となる考え方です。しかし、将来の運用成果なんて誰にも分からないもの。基準を決めてやっていくことは有意義な資産形成に繋がるのではないでしょうか?

※この期待リターンはあくまでGPIFが期待しているリターンのことで、全ての個別銘柄に当てはまるわけではありません。しかし、GPIFは日本で最大級の運用残高を誇る団体です。リターン5%と試算をしている根拠として提示しています。

リターン5%を個人レベルに当てはめるとこんな感じになります。

ファイナンシャルサポーター 大場 脩

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