地方だからこそ、お金のことを考える。

地方在住者向け




ファイナンシャルサポーター 大場 脩 です!

子どもの教育資金を貯めたいと考えていますが、どんな方法が良いですかね?学資保険を勧められましたが、実際に何が良いかわかりません。

確かに学資保険の情報はたくさんありますね。今は学資保険よりも「外貨建保険」や「変額保険」を勧めるFPの人もいますね。フリーペーパーやローカル情報誌ではそういう情報が多いです。そもそもなんで学資保険に入るんですか?


子どもの教育資金です。大学に行くと考えるとお金がかかるし、奨学金を使うのも考えていますが、それは借金になるし。だから少しでも貯めておこうと思って保険でお金を貯めたいと考えています。

こんなニュースがありました。奨学金「延滞者数」が多い大学 ワースト10。1位は僕の母校である日大。日大は学生数が多いので、どんな統計をとっても必然的に割合が高くなります。

進学に際し、奨学金を使うのも一つの手だと思いますが、親御さんの願いとしてはできるだけ使わない方法が理想的だと思います。実際に僕は大学だけで1000万円掛かりました。

1000万円ですか??そんなに掛かるんですか?

1000万円です。これは山形(地方)だからこそ言えることです。内訳は後ほど。必ずしも1000万円とは限りませんけど。今日は地方だからこそ考えていただきたいことにスポットを当ててみますね。


今日の目標:地方だからこそ、教育資金について考えてみる!

僕は「地方だからこそ‥」とよく言います。地方だから何?と思われる方もいらっしゃると思いますが、地方だからこその事情はどうしても存在します。しかし、それを受け入れて、その上で何をしていくかを考えないといけません。だからこそ発信します。
僕は自分の経験、自分の状況から「地方の方ほど、お金を効率的に回す必要がある」と考えています。その一つが教育資金です。教育資金と言っても、進学するか就職するかどうなるかはわかりません。進学するなら進学で、就職なら就職で変わってきます。

地方からの進学には1000万円かかる?

実際に僕には子どもはいませんが、僕自身が教育資金(大学のみ)で約1000万円が掛かりました。

学費:約350万円(都内文系私大)
仕送り:10万円(家賃6万円含)×12ヶ月×4年間=480万円

これに礼金や敷金、引っ越しや家具代なども含めると500万円を超えます。学費が約350万円だったのでおおまかに見ても「1000万円」に近い金額が掛かっています。親には頭が上がりません。これはあくまで10年くらい前の水準で、現在は少子高齢化に伴い、どこの大学も学費が上がっています。学費に関してはハイパーインフレ(値上げ)の時代です。今後も、少子高齢化が進展してくれば、学生数が少なくなるので一人あたりの学費がさらに上がることも想定されます。

そう考えると、教育資金を貯めると考えた場合は、「学費インフレ」(学費の値上げ)も考慮する必要があります。

「学資保険」の場合は、確実に決まった金額が確保できる反面、この学費インフレにはめちゃめちゃ弱いです。それは最初に決まった利率で契約しているので、学費が上がろうがどうなろうがそれが変わらないからです。また、学資保険で受け取れる金額で果たして足りるのか?という課題もあります。

就職の可能性もある。

必ずしも進学するとは限りません。山形の場合は、就職という道を選べば運転免許とクルマが必須です。(山形の場合は免許証とクルマなしでは仕事が見つからないです‥)
自動車学校に通う場合は30万円前後(合宿だと20万円前後の場合あり)が掛かります。クルマも何を買うかによりますが最低100万円は必要でしょう。

進学するか就職するかはわかりません。学資保険の場合は、進学を想定した商品設計になっているので、就職の場合はあまり考慮されていません。まだ子どもが小さい時に、どんな進路を選ぶかはわかりません。だからこそ、進学に限らず、就職などにも対応できるように融通の利く手段でお金を貯めていく必要性があるのではないかと考えています。

じゃあ何をするの?

僕はお子さんの教育資金に関しては「学資保険」も一つの手段ですが、地方の方ほどより多くのお金が掛かる、学費インフレを受ける、就職の可能性も考慮するといった事情を考えると「NISAを使って資産形成をする方法」をお勧めしています。もちろん、その方の考え方、経済状況によりますけどね。
NISAにも種類があり、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAと3種類があります。どれを使っていくかはその方の考え方や経済状況などによって変わってきます。制度上のルールもあるのでそこは一度お話ししてみてですね。どちらもメリットやデメリットがあるのでどちらを選ぶのもその方次第です。どんな選択をするにせよ、一度立ち止まって考えることに意味があると思います。

NISAは投資?リスクがあるんでしょ?

おっしゃるとおり、投資にはリスクが伴います。一般的に考えられるのは、「元本欠損のリスク」です。しかし、元本保証である保険にもリスクがあります。それは上述した「学費のインフレ(値上げ)リスク」、「進学優先で融通が利かないリスク」、「お金が多く掛かるけど、学資保険ではカバーできないリスク」です。
リスクと一言で言うけど、「どういうリスクがあって」、「今の状況にはどういうリスクを避けていくのか、または負っていくのか」ということを考えていく必要があります。

地方には前向きな環境がいっぱい!

地方だからこそNISAを活用したり、いろいろと可能性を広げる手段を活用できる環境があります!一歩踏み出すことは、自分や家族の可能性を広げること!僕は資産形成の必要性が高い地方の事情や環境は、必然的にいろいろな選択肢を考えることができるし、可能性を広げることができる環境なのだと前向きに考えています!

お金の知識を親御さんから、子どもへ、そして孫へ。そのきっかけを作る僕の活動が、地方を活性化する小さな一助になれば嬉しいです。

前向きに、シンプルに考えていきましょう!