『生命保険を使った貯蓄』の3つのリスク。

保険の見直し




ファイナンシャルサポーター大場 脩です!

『貯金代わりに保険に入っている』

『保険でお金を貯めている』

という方もたくさんいらっしゃると思います。生命保険はお金を貯める(貯蓄)機能もあるので、確かにお金を貯めるために使えます。しかし、視点を変えると、保険以外にもお金を貯める方法はいくつかあります。

今回は生命保険を使った貯蓄のリスクについて考えてみます。昨日アップした『毎月5万円以上の保険料削減に成功した話。』も参考にしてください。

お金を貯める方法は大きく分けて3つ。

・預貯金

・投資

・生命保険

この3つです。貯蓄ができる保険というのは、主に

・積立型の保険

・養老保険

・個人年金保険

・学資保険

・外貨建保険

・変額保険

・終身死亡保険

があります。これらの保険の特徴は『掛け捨てではない』と言うことです。これらの保険の最大のメリットは『元本保証』(外貨や変額の場合は利率保証や死亡保険金額が確定しているといった形)、であり、『決まった利率』ということです。ちなみに、『元本保証』や『決まった利率』は満期まで決められた保険料をもれなく払い込んだら達成できます。1回でも抜けると元本保証も決められた利率も適用されません。ゴール(満期)までペースを崩さず走り抜けることが条件です。また、それ以外にも『生命保険を使った貯蓄』には知られていない『3つのリスク』があります。

生命保険を使った貯蓄の3つのリスク

・継続リスク
→ゴールまでペースを崩さずに走ることができるか。決められた保険料を決められた期間ずっと払わないといけません。今はいいかもしれませんが、将来はどうなるかわかりません。転職、家庭環境の変化など、同じ保険料を払い続けられますか?途中でやめると、ほぼ100%の確率で元本割れです。

・インフレリスク
→物価が上がることをインフレと言います。この場合のインフレリスクというのは、『物価の上昇率>>保険の利率』となることを言います。また、物価だけではなく、消費税をはじめとした増税のリスクもあります。『物価の上昇率や増税率>>保険の利率』になってしまうと、せっかくお金が増えても、お金の価値を下げてしまうことになります。

例)100万円のクルマを買うので100万円を銀行預金していた(利率0.001%)。1年後クルマを買うために預金を下ろしたら10円の利息がついていた。手元には100万10円がある。
しかし、前年より2%物価が上がったので100万円のクルマは102万円に‥。
物価上昇率>>利率になってしまったので、クルマは買えず‥。手元にある金額は変わらないのに、今までできていたことができなくなりました。実質お金の価値が下がったことになります。(効果が出ているとは言い難いですが、物価を上げるための政策にシフトしています)

・コストのリスク
→保険を使った貯蓄は保険会社に『保障分+貯蓄分』の保険料を払わないといけないので、保険に掛かるコストが増大します。コストが増えることで、家計を圧迫してしまうと、他のことにお金が回らなくなります。

お金を貯めるためには、保険も一つの選択肢ですが、それだけではありません。

保険でしかできないこともあるが、保険ではできないこともある。

世の中には保険でしかできないこともありますが、保険ではできないことの方が圧倒的に多いです。

これらのリスクを回避するためには、『商品ありき』で考えないこと。保険の利率だけを強調したセールストークがありますが、大切なのは利率ではなく、あなたにはどんな方法でお金を貯めた方がいいのかを考えること。

①目的地(どこまで行くか、どうしたいか、何のためにお金を貯めるか)

②現在地(今どんな状況なのか、何をしているのか)

③交通手段(現在地から目的地に行くために何をすれば最短で効率的に行けるのか)

このプロセスで考えていきましょう、旅行に行くのと同じですよ!全然難しくない!むしろ、商品ありきで考えてしまうから難しくなってしまう!現在地から目的地まで、保険商品で行ける距離なのであれば、保険でもOK。しかし、行けないのであれば、一度途中下車して、もう一度別な手段を考えてみる必要があります。

何を選んでも最終的に『目的地』に到着すればOK。しかし、到着しないのであれば、途中下車して乗り換える必要があります。

ファイナンシャルサポーター 大場 脩

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